投資・節約・お金

毎月分配型投資信託の分配金|普通分配金と特別分配金の違い

投資信託には毎月分配型といって、1ヶ月毎に決算が行われ、分配金を発生させるタイプのものがあります(個人的には好みではありませんが)。

そして、その分配金には「普通分配金」と「特別分配金」の2種類があります。

 

普通分配金

普通分配金とは、投資信託の元本の運用によって得られた利益から支払われる分配金のことを言います。

利益が出ているので、そこから支払われる分配金は課税対象となります。

なので、取引報告書を確認してみると源泉所得税が引かれているかと思います。

 

特別分配金

特別分配金とは、「特別」と付いているので、なんだか良さそうな雰囲気ですが、これは元本の払い戻しに相当する内容で、支払われる分配金は、元本を取り崩して行われます。いわゆるタコ足食い状態です。

分配後は、基準価額が下がります。

自分の身を削った元本の払い戻しなので、損益取引ではなく資本取引となります。

ですので、この分配金は非課税となります。

当然、非課税だからラッキーということではありません。価値が下がっているということですから。

 

まとめ

1回の分配金で普通分配金と特別分配金のハイブリッドとなっている場合もあります。

分けて記載があるのでわかると思いますし、源泉所得税も普通分配金に対して計算されているので、源泉徴収税額からもわかります。

 

入社歴が浅い頃に、この辺りの取扱を理解しておらず、特別分配金を普通に損益取引で処理していたことがありました。

当然、まとめて修正することに。

 

払い戻し的性格の分配金に、「特別」をつけるネーミングがどうなんだろうと思ったことを記憶しております。

「特別」は良い内容のときに使ってほしいと思うのは私だけでしょうか…

 


■編集後記
昨日はSwitchでマリカーやりました。
スーファミ・64世代なので、色々な進化にびっくりです。
ボタンを押さなくても進むのですね、、おかげで4歳の娘もなんとなくこなせていました、、
後半、コントローラーをただ持っているだけのようでしたが…

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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