2020年3月20日、大学院の学位記授与式当日に、下関郵便局で国税審議会へ作成した修士論文を提出しました(到着は週明けの3月23日)。
それから、8ヶ月程経ち免除決定通知が届いた後、2021年3月24日に晴れて税理士の資格を取得することができました。
1年が経過して、色々と振り返っているのですが(ブログ書くためとか・・・)、久しぶりに自分が作成した論文にさらった目を通してみました。
実際に完成した論文データ以外にも、先生からの指摘後の修正したものとのビフォー・アフターがわかるように、その都度ファイル名を変えてデータを保存しておりました。
なので、このとき、まだこれぐらいのページ数だったんだとか、論文構成はこの時点で4章から3章構成に変えたんだ、など、なんだか感慨深いものがあります。
機会があれば、論文の進捗を時系列で示す記事について書いてみたいと思います。
本日は、最終的に私が完成させた論文について、主にデータで表せる内容について記事にしたいと思います。
(おそらく論文本文の掲載は、大学の論文指導的にNGのような気がいたしますので、差し控えさせていただきます)。
テーマについて
私が決めたテーマは、譲渡所得についての内容です。
テーマそのままの記載は、前述のとおりですので、未実現のキャピタルゲイン、所得税と相続税の交錯、課税のタイミング、それについての問題点と解決策の検討といった感じですかね。
ちなみに、私の論文は立法論です。
一般的には、解釈論の方が良いとされ、書きやすいようです。
とはいえ、立法論がダメということではありません。
解釈しつくした結果、立法でしか解決できないのであれば、立法論でも問題ありません。
ちなみに、サブタイトルを付ける人、付けない人それぞれいますが、私は付けました。
ただ、公聴会後に記載する書類で、論文テーマを間違わないように書かないといけない書類があるのですが、あまり長すぎると結構大変です。緊張しますし。サブタイトルに付ける ”ー” などもきちんと書かないといけません。
タイトルは、シンプルにできるならシンプルがいいなと、このときは思いました。
論文構成(章立て)について
最終的には、3章構成になりました。
1章は5節、2章も5節、3章が2節という構成。。
3章が大事なんですけどね。
3章は濃縮させたということで。。
当初は4章構成でしたが、途中1章をばっさりカットすることになり、1章に書いていた内容を要約した形で、新1章に入れ込む修正をしました。
大きな修正は、その部分だけですが、細かい修正はいくつもありました。
ページ数
「おわりに」までの論文本文のページ数は48ページでした。
それに加えて、参考文献のページが5ページありました。
3章構成なので、1章あたりの平均ページ数は16ページですが、章ごとでページ数は異なっております。
「はじめに」に3ページと「おわりに」に2ページと、こちらにもページ数を割いておりますので。
ちなみに、文字数はWordの文字数を見たところ、全体で51,960文字、参考文献についてが3,600文字ほどあるようですので、本文(目次も含まれています)部分は約48,000文字ぐらいかと思われます。
参考文献数
最終的に、論文に掲載した参考文献の数は、こんな感じでした。
- 書籍 19
- 論文 50
- 判例 12
- 判例批評、その他 18
掲載したのがこれだけであって、当然ですが収集したものはもっと多いです。。
脚注の番号
脚注の番号は、110までの記載があります。
同じ文献を参照したりしています。
上記の参考文献について、全て引用・参照等しているわけではありません。
参考にはしたが引用等しなかった、という資料もございます。
まとめ
他にもご案内できるものがあるような気がしますが、本日はこの辺りにしたいと思います。
これから、修士論文を作成されるという方にとって、少しでも参考になれば幸いです。