言葉には力があると感じています。
税理士を目指す過程でもそう感じることがありました。
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税理士試験|受からなかった20代と受かり始めた30代、変えたこと・変わったこと
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他にも、税理士事務所に入社した頃、先輩に褒められた些細なことが、その後のモチベーションとなりました。
未経験での入社だったので、右も左もわからない状態だったのですが(借方、貸方はわかってました)、先輩から年末調整について教えていただいているときに、ちょっとだけ予習していたので、説明の流れの中で、「課税所得ですよね」と答えたことについて、「難しい言葉知ってるねー」と褒めてもらいました。
今思えば、すごく些細なことで、大した内容でもないのですが、入社したばかりで、覚えることが多い中、自分がやったことが認められたような気がして嬉しかったのを覚えています。
先輩自身は当然深く考えて発した言葉ではないと思いますが、受け手には何がどう響くかわかりません。
以前、確か1年ぐらい前ですが、たまたま観ていたテレビ番組でのダルビッシュ投手のコメントが印象に残っています。
コンディション維持について、トレーニングと同じぐらいメンタルケアを重視しているとのこと。
その理由について、「ネガティブな言葉は自分に鎖がつけられていく感じがして、野球が好きじゃなくなった」というなコメントがありました。
そして、「ポジティブな言葉がどれだけ人を助けるか」、「いろんな人の言葉がずっと残っていて、今自分が人を助けられるようになっている」とメンタルケアの重要性に気付いた経験についても話されていました。
おっしゃる通りだなと感じます。
税理士事務所ではその仕事柄、ついつい指摘することが多くなりがちだと感じていました。
なので、いわゆる中間管理職の立場となってからは、同じ課の方などには、できるだけいいところをコメントするよう心がけていましたが、徹底できていなかったところもあると感じます(指摘はしないといけないので、最後にいいコメントで締めくくるという技を使っていました)。
言葉はその内容次第で、プラスにもマイナスにも力が加わります。
なので、今は使わない言葉を決めています。
まだ徹底できていないのですが、Evernoteにメモして定期的に確認するようにしています。
できるだけ、ポジティブな言葉を使っていきたいですね。
【編集後記】
今日は久しぶりにランニング。
久しぶりだったので、
無理せず、往路だけにして、
娘を迎えに行った妻にピックアップしてもらいました。
すでに筋肉痛です。。