勘定科目に「未払金」と「未払費用」というものがあります。
似たような名称ですが、一応定義の違いはあります。
個人的には、あまり深く考える必要はないと考えていますが(学問として扱う場合は別ですが)、少し確認してみます。
- 未払費用
継続的な契約に基づきサービス等の提供を受けているものについての未払分
- 未払金
非継続的(単発)な取引で、モノ・サービスの提供が終わっているものについての未払分
ちなみに仕入れに関する未払いについては「買掛金」を用います。
「未払費用」と「未払金」、違いがわかりにくいかもしれませんが、「継続的」な取引かどうかがキーワードかもしれませんね。
会計のルールでは明確に違いがありますが、税金を計算する上ではあまり気にする必要はないかもしれません。
前述のとおり学問として取り扱う場合や、財務分析など用途によっては明確に区分する必要があるとは思います。
ですが、一般的には、勘定科目を未払金、未払費用のどちらを使えばいいかということよりも、どこまでを未払い計上していいか?の判断のほうが重要になる気がいたします。
■編集後記
昨日は午後から会議。
予定より1時間ほど早く終わりました。
スムーズに終わってよかったです。
あと、ウィットに富んだコメントも勉強になりました。
それ以外は決算処理を。
めずらしく複数ある月です。
粛々と進めます。