個人事業をされている方であれば、
売上 ー 必要経費 = 利益
の式で、事業での所得(利益)を計算します。
給与所得の場合には、個人事業主のような必要経費はないように感じるかもしれませんが、必要経費と同じようなものはあります。
「給与所得控除」といいます。
式にすると、
給与(年収) ー 給与所得控除 = 給与所得
となります。
給与所得控除
給与所得控除の金額は、給与の金額によって変わります。
以前は、天井知らずに収入の5%ぐらいの金額があったのですが、段階的に引き下げられ、令和2年分以降は195万円で頭打ちになっています。
特定支出控除
それと、給与所得控除とは別に、特定支出控除というものもあります。
一定の通勤費、資格取得費、転居費等が基準となる金額以上である場合に、一定金額まで所得金額から差し引くことができます。
適用にあたってはいくつか条件があります。
ちなみに、私は実務でお目にかかったことはありません。
給与所得の計算
給与所得の計算式は、前述のとおり給与収入から給与所得控除を差し引いて計算されるのですが、計算するのがめんどくさいという場合、国税庁のサイトでおおよその目安を計算することができます。
お試しいただければと思います。
【編集後記】
昨日は月次、決算など。
久しぶりに外(川沿いコース)ウォーキング。
夕方の時間帯はだいぶ涼しくなってきました。