税金ほか

令和6年分の所得税確定申告の主な変更点について

 

令和6年分(2025年に提出する分)の主な変更点について確認してみます。

 

 

定額減税の実施に伴う様式変更

最も大きい変更点は、定額減税の実施でしょう。

これに伴い、申告書様式が一部変更されています。

定額減税を適用する場合には、第二表「配偶者や親族に関する事項」の「その他」欄に「2」を記入します。

出典:令和6年分所得税及び復興特別所得税の手引|国税庁

 

 

住宅ローン控除の特例対象個人

いわゆる「住宅ローン控除」の適用について、2024年居住分では借入限度額が引き下げられています(最高4,500万円)。ただ、子育て世帯等に配慮して、「特例対象個人」に該当した場合、従前の借入限度額(最高5,000万円)とされています。

 

特例対象個人とは、

  • 夫婦のいずれかが40歳未満であること
  • 19歳未満の扶養親族を有すること

※年齢等は原則、2024年12月31日の現状による

 

この特例対象個人に該当し一定の場合には、第二表「配偶者や親族に関する事項」に一定の事項の記入が必要になります。

出典:令和6年分所得税及び復興特別所得税の手引|国税庁

 

 

様式変更は大きな変更ではないですが、変更点についてご確認いただければと思います。

 

 


■編集後記
昨日はパパ友さん家族と忘年会。
買い出しなど、ありがとうございました。
楽しい時間でした。
また、よろしくお願いします。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 1568日毎日更新中。

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