以前、個人事業主の開業費について記事にしました。
-
開業前にかかった費用について|個人事業主の開業費
現在、開業にむけて少しずつ準備を進めております。 その中には、色々と、出費を伴うものも。。 私は個人事業主として開業の準備を進めておりますが、開業のために必要な支出のことを「開業費」とい ...
続きを見る
本日は、法人設立の前後にかかる費用について記事にします。
創立費
創立費とは、一般的に法人設立前にかかる設立費用のことをいいます。
例えば、
- 定款作成のための費用
- 司法書士へ支払う登記申請費用
- 設立登記のときの登録免許税
- 登記用の印鑑
など。
このような設立登記前にかかる費用は、「創立費」として計上することになります。
開業費
開業費とは、法人設立後から事業を開始する前の準備費用のことをいいます。
例えば、
ホームページ作成のための費用や広告のための宣伝費
事務用消耗品費
など、開業のために特別に支出した費用が開業費の範囲となります。
ですので、経常的に発生する費用については開業費に含めず、その支出年度の費用として取り扱うことになります。
個人事業主の開業費より限定的な取り扱いとなりますね。
まとめ
創立費・開業費は繰延資産として処理します。
税務上の任意償却の取り扱いは、個人事業の開業費と同じです。
開業初年度の利益がマイナスのときなどは、償却を保留し翌年度以降で費用処理することも可能となります。
適正に区分して、メリットがあるタイミングで償却できるよう検討したいですね。
【編集後記】
昨日は久しぶりに朝から出勤しました(土曜日ですけど)。
退職が近づき、同僚の方からいろいろなコメント等をいただきます。
感傷に浸るタイプではないはずなのですが、なんだか寂しくなったり。。
そういえば、このごろ涙腺がゆるくなってきているので、泣かないようにしないと、、
うるうるぐらいに留めます。