独立 税理士

税理士もひとりでする時代じゃない、に感じたこと

先日とある会合で、「税理士もひとりでする時代じゃないですし、~」と会話の中でそういったニュアンスのお話がありました。

その方も良かれと思ってお話されている感じでしたし、別に悪い印象を受けたということもありません。

 

一般的には、そう考えるよねと思いもしますが、それを受けて感じたことを少し書いてみます。

 

おそらく、ひとりでやっているという私に対して、「今は開業したばかりでひとりだろうけど、その後人を採用して行くのだろう」とか「拡大して行くもの」という考えでお話されたものと推察します。

平たく言えば、「頑張ってね」というエールだったものと。

 

ですが、あくまで今の私の考えですが(今後変わることはあり得ます)、今のところひとりでやっていくつもりですし、人を採用する予定もありません。

規模拡大は考えていないところです(そもそもやろうと思ってもできないかもしれませんが、、)。

税理士事務所のビジネスモデルは、お客様を増やして、従業員を採用して、拡大を目指していくのが一般的だろうと承知しておりますが、同時にそれに伴う犠牲があるのもなんとなくわかっております。

なので、違う形を目指して独立を考えた部分もあります。

一番は時間ですね。やっぱり。

 

前述のとおり、一般的にはそうだろうと思うので、そのまま聞き流していたので、「税理士も」のもが意味するところがどいうことはうかがい知れませんが、最初にそれを聞いて思ったのは、「結構いるけどな~」ということでしょうか。

私がひとりでやっているので、同じようなやり方をされている方に興味を持ち、情報を入れているだけだと思いますが。

例えば、気になる車がある、もしくは車を買ったという場合、それ以前はそのまま過ぎ去って気付きもしませんが、その後は目に留まるようになるということがないでしょうか。私はあります
「同じ車、結構走ってるね」と言ってみたり。
たぶん台数が急に増えたというわけではなく、目につくようになっただけです。

関心があれば、それについての情報を意識するようになります。

やはり、ひとりでやっている税理士に関心はそう高くはないのでしょう。

 

これを受けて感じたこととしては、多くの方に関心を持っていただく必要はないですが、自分が届けたいところに、届くように(気になってもらえるように)、発信は続けないといけないし、工夫をこらさないと行けないなということですね。

改めて考える良い機会となりました。

 

 


■編集後記
昨日は妻の普通二輪教習2回目。
仕事のスケジュール的に行けない感じだったのですが、30分ぐらいならなんとかなりそうと思い立ち、見学(遠くからの見守りとも言う)に行ってみました。
これは!というシーンが目に入り、案の定転倒しておりました。
その後、数回ほど。
幼い頃から馴染みのある自転車の動きで、前輪ブレーキを使っちゃうんですよね。。
私もやっておりました。
帰ってから聞いてみると、私が来る以前にも何度かあったようです。
少し恐怖心が出てきているのかもしれませんね。
「もう、パニック、、、」と申しておりました。
当然男性と女性とでは足つきの状況が違うので、見ていて、大変だろうなと感じます。
同じ状況なら、私も怖いです。たぶん。
それでも、直線などは楽しんでおられるようです。
いや~、頑張っている姿は胸を打つものがありますね。
とにかく、今後の健闘を祈るだけです。
妻のためにと思い、色々アドバイスしようと参考となる動画を探したりしていたのですが、自分で見つけた動画を熱心にみておりました。

 

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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