税金ほか

毎月の給与から差し引かれる所得税の計算方法

 

毎月の給与明細をしっかり確認しているという方でも、額面金額と手取り金額に注目し、差し引かれている金額については細かく見ていないという方も意外と多いかもしれません。

私も税理士事務所に勤める前までは、給与明細すらほぼ確認せず、銀行に入金される金額しか見ていませんでした。

本日は毎月の給与から差し引かれる所得税の計算方法について確認してみようと思います。

 

給与から税金等を差し引き、個人にかわって納付等を行うことを源泉徴収制度といいます。

給与から差し引く所得税のことを、一般的に源泉所得税とか源泉税と言ったりします。

毎月、源泉徴収される所得税はあくまで概算金額なので、最終的に年末調整によって正しい税額に再計算されることになります。

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その概算金額をどのように計算するかという話ですが、勤め先が1箇所だけの方の場合、扶養控除申告書を提出しているはずですので「給与所得の源泉徴収税額表」の甲欄を参照して導くことになります(扶養控除申告書を提出していない場合は乙欄)。

参照に必要なデータは、社会保険料控除後の給与等の金額と扶養親族等の数です。

「給与所得の源泉徴収税額表」はその2つのマトリクス表となっているので、該当するところを参照することになります。

 

 

ちなみに、賞与については別の方法で計算します。

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差し引かれる金額は所得税だけではないですが、それぞれがどのように計算されているか、どれぐらい引かれているか確認することで、税金や社会保険料について考えるきっかけになるかもしれません。

 

 


■編集後記
昨日、妻が自動車学校(普通二輪)の入校手続きをしてきました。
スムーズに進められるよう頑張ってもらいたいです。

 

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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