先日スタートしたSBI証券の米ドル定期自動入金サービスを利用することで、SBI証券での米国株式・ETFの買付を毎月・低コストで自動設定することが可能となりました。
具体的には次の2つのサービスをこの米ドル定期自動入金サービスで繋げるようなイメージです。
1つ目は、
住信SBIネット銀行の外貨積立
もう1つは
SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービス
です。
住信SBIネット銀行の外貨積立を利用することで、為替手数料を抑えることができます。
料金改定がありましたが、依然コストは低い方だと思います。
為替手数料を抑えたいなら住信SBIネット銀行の外貨積立がおすすめ|長崎の税理士 平川吉輝のblog
住信SBIネット銀行の為替コスト改定について|長崎の税理士 平川吉輝のblog
また、SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスを利用することで、毎月の特定の日・曜日などにETF等を定期的に買付することが可能です。
本日はそれぞれの設定方法について記事にしてみます。
住信SBIネット銀行の外貨積立の設定
住信SBIネット銀行にログイン後、「商品・サービス」メニューから「外貨預金・送金受取・送金」を選択。
「外貨積立」を選択します。
「お申込み」をクリック。
設定したい内容を入力し、「確認する」を選択。
内容を確認し、間違いがなければWEB取引パスワードを入力し「確定する」をクリックします。
これで完了です。
SBI証券の米ドル定期自動入金サービスの設定
ログイン後、「米ドル定期自動入金」を選択します。
サービスを選択する場所はいくつかありますが、今回1番下にあるメニューからクリックしてみます。
「申込・設定変更」を選択。
規約等を確認し、「同意して本人確認へ」を選択
ご自身の住信SBIネット銀行の支店名を選択し、ログインします。
連携確認のページが表示されますので、「利用規約に同意の上許可」を選択します。
その後、SBI証券のサイトに変わり、「設定日・金額の設定」を行います。
設定日は最大5日選択できるようです。
希望する日・金額を設定し、取引パスワードを入力、「確認へ」を選択します。
内容を確認し間違いなければ、「上記内容で設定を行う」を選択で完了です。
SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスの設定
最後にSBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスの設定です。
(外国株式口座をお持ちでない方は、口座開設を済ませておく必要があります)。
こちらもメニューの入り口はいくつかあると思いますが、ログイン後最初に表示される上部「外国株式 海外ETF」から入ってみます。
「外国株式取引サイトへ」を選択。
定期買付したい銘柄を検索窓から検索します。
試しにVTIを検索してみます。
ここでもいいですし、銘柄を選択したあとのページでもいいのですが、「定期」を選択します。
買付日や指定方法(株数・金額)などを選択する画面が表示されるので、希望の内容を設定し(預り区分は「特定」を選択しましょう)取引パスワードを入力し、「設定確認画面へ」を選択します。
内容を確認し、間違いなければ、「設定」を選択し完了です。
まとめ
設定する金額については、定期買付を行いたい銘柄の現在値から逆算することになろうかと思います。
なので、米ドル/円のレートを確認し、目当ての銘柄の現在値分の米ドルよりちょっと多いぐらいの金額が自動入金されなければいけません。
ですから、外貨積立の金額はその自動入金額よりちょっと多目ということになりますね。
毎月確実に買付を行いたいという場合は、それぞれ余裕を持った設定にすればよいでしょう。
注意点としまして、米ドル定期自動入金サービスについては、銀行側の残高不足等の理由で、3回連続入金ができなかった場合、設定が解除されてしまうようです。その際は、再度設定をし直す必要があります。
ETFの定期買付については、買付余力が足りなければ、発注不可となるだけで設定が解除されることはありません。
一時的にこの設定をストップしたい場合は、外貨積立を一時停止するだけでよいのですが、再開する場合には定期自動入金サービスを再設定する必要がある場合もありますので、申込状況等を確認したほうがよいでしょう。
円安の状況なので、スタートしにくい時期だと思いますが、少額の積立を長期に行うのであれば、長い目でみれば大きな差はないように感じます。
当然為替リスクがないわけではないので、リスクを理解した上で興味がある方は検討されてはいかがでしょうか。
日本円だけを持っているのもリスクなのかもしれませんので。
【編集後記】
今日は弟家族と自宅の庭でBBQ。
天気が怪しかったですが、回復してよかったです。