独立

独立の決意を固めて勤務先に伝えるまでにやったこと。

2021年の8月に独立開業する予定です。
独立を決めてから、そのことを会社に伝えるまでに考えたこと、実施したことをまとめてみました。

 

 

 

最初にクリアすべきこと

独立を決めて、最初にやらないといけないことは、何はなくとも家族の理解を得ることだと思います。

一番近くにいる家族に反対されるようであれば、自分の覚悟や伝え方が足りないのかもしれません。

ここをクリアしないで、半ば無理やり動いてしまうと、後々トラブルになりかねません。
ここには、私も十分な時間をかけたと思います。

最初の頃は、「急ぐ必要はないんじゃない?」といった感触だったと思いますが、日を増すごとに反応も変化していき、いつしか「独立しかないやろう!」といったところまで変わってくれました。

きっと、私にあわせてくれているものとは思いますが、理解してもらってありがたい限りです。

 

情報収集

家族の理解を得たあとからは、ひたすら情報収集です。

・数年前に独立した先輩税理士
・大学院の同期、同じタイミングで卒業したゼミの卒業生
・独立している税理士の方がやっているブログ
・書籍

などで、独立後のイメージをいろいろ考えてみました。

また、他の税理士事務所での退職時の反応などを聞き、慎重に動いたほうがいいとの助言もありました。

また、会社に退職意思を伝えること自体、16、7年ぶりのことですので、退職時のイロハについても調べてみました。
退職願の書き方とか、誰にいつ言えばいいとか、基本的なところがわからなかったもので。。

 

伝えるタイミングをどうするか

税理士事務所に限ったことではありませんが、繁忙期がある業種では退職を伝えるタイミングを間違えると、スムーズにことが運ばないと思い、いつがいいのか検討してみました。

退職を伝えるのにベストなタイミングというのはないのかもしれませんが、できる限りお互い納得感のある時期で伝えたいと思い、退職する日の半年以上も前に伝えれば問題ないだろうと考え、年明け早々伝えようと決めた矢先、年末に急な退職者が2名発生してしまいました。

予定外のことで、年明けの申し出は少し様子を見ることにしました。

ですが、あまり遅くなると繁忙期でそれどころではない!となってしまうと、元も子もないので、2名退職の余韻があるのは覚悟の上で、1月の最終営業日に伝えることを決心。
退職願を準備しようと、妻に便箋と白い封筒を買ってきてもらったのですが…

 

何事も予定通りにはいかない

伝える決意を固め、ぼちぼち退職願を準備しようかなあと考えていたその日、急遽、所長と部長から打ち合わせの依頼がありました。

なんとなく、というか、嫌な予感しかしなかったのですが、今後の法人運営に関わるポストの打診がありました。

内容が内容だったもので、急遽、退職意思を伝えることに。
(この週末に伝えるつもりだったし、断る理由を言わないといけないし)。

伝えるタイミングも予定外でしたが、その反応も予定外のものでした。

同じく独立を予定している大学院の同級生から、勤めている事務所が在職証明出してくれなかったとか、退職金がどうとか、いろいろネガティブな話を聞いていたので、いろいろと覚悟していたのですが、聞いていたそれとは全く違ったものでした。
詳しくはまだ書けませんが、最後は応援するとまで言っていただきました。

あんまり意識しておりませんでしたが、意外といい事務所だったのかもしれませんね。。
後悔はしてませんよ。全然。

もう後戻りはできませんし、独立のその日に向けて、着々と準備を進めたいと思います。


 

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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