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データを安全にやりとりするために確認したいこと

 

インボイスや電子帳簿保存法などの制度対応のために、各種資料をデータで保存することが増えた事業所も多いでしょう。

 

それに伴いセキュリティについての責任も問われるようになってきています。

 

情報セキュリティに関する事故は、人為的理由に起因しているケースが多いと言われています。

 

データを安全にやり取りするための考えておきたい視点について確認してみたいと思います。

 

 

ルート

安全なルートでのデータ送受信が肝要です。

 

パスワードを付せば安全というわけではありません。

 

また、パスワードを別メールで送付したとしても、メールを盗み見られる状況であれば、経路が同じなので、パスワードも同様に盗み見られる可能性もあります。

 

安全な通信方法を使用したり、安全なファイル共有サービス等を利用するのがいいでしょう。

 

 

アカウント

次に、データを送受信するアカウントの安全が確保されているかも注目する必要があります。

 

 

単純なパスワードの設定、使い回しは要注意ですね。

複雑で長いパスワードを設定するのが強力でいいとは思いますが、運用が大変になるので、パスワード管理ソフトを利用するのもいいでしょう。

 

 

相手

また、送受信する相手が安全かどうかにも注意を払う必要があります。

 

安全な相手であることを装って、情報を入手しようとするフィッシング詐欺もありますので、不審なリンク等を不用意にクリックしないような意識づけがとても重要です。

 

他にもいろいろな課題があるとは思いますが、自身の行動で回避できるであろう視点について確認しました。

 

 

 


■編集後記
昨日は引き続き弟家族と過ごしました。
娘たちの要望もあり、久しぶりのカラオケ。
楽しい時間でした。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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