平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

税金ほか

確定申告後は振替日及び預金残高の確認、還付金額の確認を

所得税の確定申告後、納付方法で振替納税を利用している方も多いかと思います(利用割合で多いのは金融機関・税務署での窓口納付のようです)。 2021年1月からはオンライン(e-tax)での提出もできるようになっており、納税地の移動があった場合なども、継続して振替納税を利用しやすいようになっていたりと、以前より、より利用しやすくなっていると感じます。 金額次第では、スマホアプリでの納付も活用してもいいかもしれませんが、納付するタイミングなどを考慮すると、振替納税のほうがメリットがあるというかたもいらっしゃるかも ...

ライフ

日々行うと決めた目標が守れなかったときに考えたいこと

自分で定めたルールや目標を日々継続しようと決め、それを続けていても、何らかの理由で途絶えることもあるかもしれません。 特にそのルールや目標が毎日続けるといった類のものであれば、途中で途絶えるとその後のモチベーションにも直結することもあるかと。 若い頃、幾度となく禁煙の目標を掲げていましたが、1本のせいで途絶え、その後禁煙から遠ざかることもありました。 なんとなく、これまで続けてきたことが無駄になったような気がして、その後続けるのが億劫になることもあったりしましたが、最近は考えを変えるようにしています。 & ...

ライフ

週末家族との時間を優先するためにやっていることなど

勤務している頃、子育てが一段落した諸先輩方から、「子どもと一緒に行動できる期間は思っているより少ないよ」という助言をいただいてきました。 「小学生のうちだけだよ」とか「中学生になったら部活や友達との時間を優先する」など。 確かにそうかもしれません。 もうカウントダウンがはじまっている感じです。   独立は家族との時間をより多くするためでもあったのですが、独立前後に関わらず、週末がその時間となることがほとんどでしょう。 週末家族と過ごす時間を優先するためにやっていることなど書いてみます。 &nbs ...

ライフ

マイナンバーカードの健康保険証利用について

オンライン資格確認の導入が4月から原則義務化されます。 オンライン資格確認とは、マイナンバーカードのICチップ等により、オンラインで資格情報(加入している健康保険の情報や自己負担限度額など)を確認できるようになるものです。 色々な事情で、導入が遅れてしまう(できない)医療機関もありますので、すべての医療機関で利用できるというわけではありません。   原則義務化となりますので、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになるわけですが、どういったメリットがあるのかよくわからない方も多いかも ...

ライフ

終わり、そして始まり

今日は3月31日です。 年度末で、なんとなくせわしく動いている感じもあったり、それが理由かわかりませんが車も多い印象を受けます。   個人的には、年度末だからどうということもなく、他の日と同じ感じで過ごしております。 月末及び月初にすると決めていることがあるので、年度末というか月末だからというのは多少あります。   ただ、娘たちにとっては今日と明日では環境が変わることになります。 下の娘は今日が保育園の最終日でした(卒園式はちょっと前に終わりました)。 保育園で行っているスイミングも最 ...

税金ほか

経営セーフティ共済|確定申告書への添付もれに注意

    以前、経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)について記事にしました。   この記事でも少し触れましたが、個人事業主が経営セーフティ共済の掛金を必要経費とするためには、確定申告書に所定の書類を添付する必要があります(法人も同様)。   原則は資産計上なので「保険積立金」などで処理しているのであれば不要ですが、掛金を必要経費とする処理は、言わば特例みたいなものなので、適用の際は別途手続きが必要ということですね。 定期的に所得税の確定申告の誤りやすい事例にも掲 ...

会計・経理

給与のデジタル払いについて

キャッシュレス決済が普及し、現金をあまり利用しないという方も増えているように思います。 私も現金を使うのは限られたシーンのみです。 このようなキャッシュレス決済の普及や送金サービスの多様化が進む動きにあわせて、従業員への給与の支払いも○○ペイといった資金移動業者の口座に支払うことが可能となります(以下デジタル払い)。   労働基準法で従業員への給与は、「通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない」と規定されていますが、例外として、従業員から個別に同意を得て、従業員が指定する本人名義の ...

投資・節約・お金

Oliveアカウントの「選べる特典」について

巷で話題の三井住友銀行のデジタル口座(Oliveアカウント)。 しばらく新しい口座、カード等は作らないでおこうと考えていたので、サービススタートの情報を知っても詳しく調べていませんでした。 100万円修行についての無料年会費引き継ぎも自分には関係ないので(ビジネスオーナーズは対象外)。   ただ、先日弟に教えてもらい知ったのですが、どうやらお得な「ポイント」があるようです。 Oliveアカウントの特典には「基本特典」と「選べる特典」が用意されています。 今回確認するのは「選べる特典」のほうですね ...

税金ほか 資金繰り

経営セーフティ共済について

  以前、小規模企業共済について記事にしました。 フリーランス・個人事業主の方にはおすすめの制度ですが、経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)もおすすめしています。 継続して1年以上事業を行っている中小企業者など、一定の加入資格がありますが、条件を満たしていれば是非とも検討したい制度です。   掛金は損金または必要経費にできる 掛金は月額5,000円~20万円(自由に選べ、増減も可能) ※法人、個人いずれも確定申告書に所定の資料添付要   無担保・無保証人で掛金の10倍ま ...

会計・経理 税金ほか

中古資産の耐用年数について②

中古資産の耐用年数(簡便法による算出方法)について記事にしました。   本日はそれに関連して、取得した中古資産に資本的支出を行った場合の取り扱いについて確認してみます。 取得した中古資産を事業で使用するために、資本的支出を行った場合については、簡便法を採用することができないケースもあります。 それはその資本的支出の金額が、その中古資産の取得価額の50%に相当する金額を超えるケースです。 この場合、その中古資産を事業で使用開始したあとの使用可能期間を見積もる必要があるのですが、その資本的支出の金額 ...

会計・経理 税金ほか

中古資産の耐用年数について

資産を購入した場合、法定耐用年数という資産の種類等によって定められた期間に応じて、一定の償却方法で「減価償却費」として費用に計上していくことになります。 法定耐用年数は新品、新たに作られたものを基準に定められているため、中古資産に対してそのまま法定耐用年数を当てはめることが、不合理な場合もあったりします。 なので、中古資産の場合は、法定耐用年数ではなく、「原則」その固定資産の使用可能な期間を合理的に見積もって決めることができることになっています。 ただ、その中古資産がどれくらい使用可能なのか見積もることは ...

税理士 税理士試験

税理士資格を取得して得たもの

2年前の3月24日に税理士名簿に登録されました。   3月24日という日に特別な思いがあるかというと、そういうわけではありません。 たまたま自分のブログを見ていたら、その日であることに気づいたぐらいです。 どちらかというと、税理士試験の合格発表とか、大学院関連(公聴会や無事卒業できたこと)、国税審議会からのお便りなどのほうが印象深い出来事ではありますが、せっかくなので、税理士登録して感じていることなど、少し書いてみようかと思います。 税理士になると決めて税理士を目指したわけなので、税理士資格の取 ...