税理士 税理士試験

税理士資格を取得して得たもの

2年前の3月24日に税理士名簿に登録されました。

税理士登録された日

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3月24日という日に特別な思いがあるかというと、そういうわけではありません。
たまたま自分のブログを見ていたら、その日であることに気づいたぐらいです。

どちらかというと、税理士試験の合格発表とか、大学院関連(公聴会や無事卒業できたこと)、国税審議会からのお便りなどのほうが印象深い出来事ではありますが、せっかくなので、税理士登録して感じていることなど、少し書いてみようかと思います。

税理士になると決めて税理士を目指したわけなので、税理士資格の取得が目的ではあったのですが、個人的にはそれに付随して得たものがいくつかあると感じています。

 

 

 

ちょっとの自信

20代のころ受験をスタートし、途中試験から遠ざかった経験もあったことから、単純に、やり遂げたという達成感がありました。

誰かのセリフじゃないですが、「やればできる!」と思うことができたのは大きなことでした。

何か特別なスキルがあるとか、秀でる能力があるわけではない自分が、個人的に難しいと感じている試験をクリアできたことは、ちょっとした自信となりました。

税理士になったからといって、その瞬間パワーアップするわけでもないし、何か急にできるようになるわけではありませんが、ちょっとした自信につながったのは間違いありません。

 

独立の機会

税理士は独立開業できる資格です。
資格をとれたので、独立の機会を得、実際独立もできました(想定より早まりましたが、、結果よかったです)。

職業訓練校で簿記に再度触れる機会があったことから、なんとなく就職したのが税理士事務所でした。
税理士という職業はもちろん知ってはいましたが、はじめからなろうと思っていたわけではありませんでした。
受験自体もなんとなくスタートさせたので、当初は独立したいとは考えていなかったと思います。

もちろん、独立が可能な職業や資格もたくさんあるのでしょうが、その時の自分に選択できるものはほぼありませんでした。

税理士試験受験生みんながみんな独立を目指すわけではないのですが、やろうと思えばできる、加えて他の事業と比較すると、開業しやすいのではないかと思います。
設備投資もそれほど要りませんし。

これが他の職種、資格だったら、だぶん独立は考えていなかったと思います。

 

時間

あと、時間ですね。

これについては、税理士資格を取得して得たというか、独立して得たのですが、、
税理士資格を取得してなかったら、独立していないので、二次的なものという感じでしょうか。

なんだかんだで、これが1番かもしれません。

  • ゆとりのある時間
  • 家族との時間
  • 睡眠時間
  • 運動する時間
  • 趣味の時間
  • 拘束されない時間
    など

税理士資格を取得し、独立していなかったらなかったであろう時間がたくさんあります。

まあ、税理士になるまでにたくさんの時間を使ってしまったので、まだ借金状態かもしれませんが、ちょっとずつ取り戻すことができていると感じます。

 

人それぞれ、目指すものや価値観も違いますので、あくまで個人の見解ですが、資格以外にも得るものがたくさんあったと感じています。

 

 


■編集後記
昨日は午前中美容室、打ち合わせ1件。
午後から外出1件。
長崎市は雨の日続きです。
雨の日はバイクに乗らないと決めています。
雨の日に乗りたくて乗ってるという人は少ないと思いますが、、
晴れが待ち遠しいです。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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