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年1回の業務、次ラクするためにやっておくべきことなど

2月~3月は、税理士業界では所得税の確定申告の時期であることから、いわゆる繁忙期とされています。

また、1月(12月)は、年末調整や法定調書合計表、償却資産申告書の作成など、通常業務外のスポット業務もあります。

 

年に1回だけの業務となると、スタートする際に少し戸惑うこともあったりします。

何年やっても、初回はスムーズに行かないことも多いです。

税務ソフトの使用法など、細かいことを忘れたりするからでしょうね。。

 

 

2021年7月に独立したので、前回の1月の業務は独立後はじめてのことでした。

開業後特有の手続き・業務等で、まだペースを掴みきれておらず、今思えばとりあえずこなすので精一杯だったように感じます。。

次をラクにするためには、やはり「メモ」が大事ですね。

当たり前といえば当たり前なのですが、前回はそれが不十分でした。

 

 

以前記事にもしましたが、マニュアルのようにきっちり作らなくても、手続きのログをとるようにしておけば、それがマニュアル代わりになると思います。

参考細かく記録するとマニュアル代わりになる

  自作したExcelファイルで日々タスク管理しています。 朝から必ず行うルーティン業務があるので、それは毎日のタスク、それ以外にもその日行うことは朝の段階で決まっている状態です。 勤務時代 ...

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そして、そのメモをもとに(または実施しているとき)、こうしたほうがいいなとか、事前に準備できること、日々の業務にフィードバックできることなどあれば、それらを備える仕組みができていれば次がラクになるなと改めて感じました。。

 

前年と比較すると、少し余裕がある状態で臨むことができましたので、今回は次に向けて準備することができました。

記憶はあてになりませんので(覚えていられないので)、来年の自分へのメッセージとして記録を残しておくことは大事ですね。

たかが記録、されど記録だなと感じます。

 

 


■編集後記
昨日はライディングジャケットを発注しました。
検討した結果、最初の1着として手頃なものを選ぶことにしました。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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