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住信SBIネット銀行 法人口座のメリット・デメリット

 

法人を設立した際に、法人名義の銀行口座を用意しようと考え、楽天銀行の法人口座の申込みしましたが審査落ちしました。

その後、住信SBIネット銀行の法人口座の申込みを行い無事開設できたので、以後住信SBIネット銀行の口座を利用しています。

利用している中でいくつか不都合もあったので、別の銀行口座開設も考えたのですが、なんだかんだそのまま住信SBIネット銀行をメイン口座として利用しています。

1年ちょっと利用して感じているメリット・デメリットを書いてみます。

 

 

メリット

他のネット銀行と比較してメリットが多くあるかというと、そんなことはないのですが、私にとっては口座開設がスムーズにできたのがまず一番のメリットでした。

近年、法人口座の審査は厳しくなっていると聞いており、実際楽天銀行の口座開設ができなかったので、無事開設できて安堵したことを覚えております。

私の利用状況で感じているメリットは1つだけなのですが、それは同行宛振込手数料が無料ということです。

個人口座であれば、同行宛の振込手数料が無料であることが多いですが、法人口座の場合、同行宛でも有料のことが多いです。

最初に開設しようとしていた楽天銀行も無料ではありませんでした。
法人口座はそういうものなのかなと思い、よく調べず住信SBIネット銀行の口座開設を申込みしたのですが、結果オーライでした。

GMOあおぞらネット銀行も無料のようですが、個人で利用している銀行から検討しようと考えていたので、候補にあがりませんでした。

 

 

デメリット

デメリットについては、税金や社会保険料の各種納付方法に未対応ということでしょうね。

社会保険料の口座振替にも対応しておりませんし、Pay-easyも不可です。

法人税等の各種納付方法にも未対応です。

なので、社会保険料については個人の楽天銀行口座のPay-easyで立替え、後日精算する形で対応しています。

税金については、年に数回なので、諦めて納付書で支払っています。。
なんかスマートじゃないですが、、

対応の口座を開設しようか、今一度検討してみます。

 

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【編集後記】
昨日は西九州新幹線の開業日。
あいにくの天気でしたが、市内は大混雑だったようですね。
私もブルーインパルス、観に行きたい気持ちもあったのですが、最近渋滞や人混みの耐性が弱くなっているので諦めることに。。
テレビやSNSで確認し、その雰囲気だけ味わいました。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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