会計・経理 税金ほか

年末調整が必要な理由について

先日届いた自分の会社の年末調整資料、国税局と税務署からそれぞれ。

2つもいただきありがとうございます。。

有意義に使わせていただきます。。

 

年末調整とは

すでに勤務先に年末調整の資料を提出済みという方も多いかもしれませんね。

年末調整とは、言わばサラリーマンの確定申告のようなものです。

年々、確認することや資料も増え、結構めんどくさい手続きとなっておりますが、本人に代わって勤務先(経理担当の方)がやってくれていることを考えると、大変ありがたいことですね。

めんどくさいですが、できるだけ早く提出していただければと思います。

提出するのもめんどくさいと思いますが、人数分の確認・作業はもっとめんどくさいと思います。

 

年末調整とは、1年間分の給与総額が確定する年末に、その人が納める税額を正しく計算し、これまで給与から天引されていた税額との差額を精算する手続きです。

足りない人は差額を徴収され、天引きされていた税額の方が多い人は還付となります。

 

年末調整が必要な理由

そもそもなぜ年末調整を行う必要があるのか、いくつか理由をあげてみます。

  • 毎月の給与からは概算で源泉徴収されている
  • その合計額は年税額とは一致しない
  • 給与が変動しないものとして税額表が作られている
  • 年の途中で扶養の動きがあっても遡らない
  • 年末調整の際に各種控除の追加がある

など。

源泉徴収している税額はあくまで仮徴収なので、正しく計算した年間の税額とは一致しません。

よって差額を精算する必要が出てきます。

それが年末調整です。

 

年末調整はメインの勤務先で実施

2箇所以上で給与があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、年末調整はメインの勤務先1箇所のみで行います。

それを示す資料が「扶養控除等(異動)申告書」です。

通称「マル扶」と呼ばれています。

この「マル扶」を提出した勤務先が、「メインの勤務先なので年末調整をしてくださいね」、という意味になります。

勤務先から出してと言われるがまま、2箇所に「マル扶」を提出してしまう方もいますが、提出できるのはメインの勤務先1箇所のみです。

2箇所以上から給与がある方はご注意いただければと思います。

 


■編集後記
年末調整についてのとあるお問い合わせ。
せっかくなので、年末調整についての記事にしてみました。
あといくつか記事にできそうです。
ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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