税理士

登録時研修を受講してきました

税理士登録時研修を受けてきました。

 

 

 

登録時研修とは

税理士は研修の義務があります。

1年間に36時間。

それと登録初年度には、「登録時研修」という研修を受講する必要があります。

登録時研修は、各税理士会(単位税理士会というらしいです)で行われます。

私は九州北部税理士会に所属しているので当会研修に参加してきました。

 

令和3年度のカリキュラム

例年、研修会場に集まって終日3日間行われるようですが、令和3年度については1日のみ会場での集合研修、それ以外はパソコンでのオンデマンド研修となりました。

税理士制度、税理士実務に関わるものなど、オンデマンド研修に依らないほうがよいものについて、会場での研修となったようです。

朝から夕方までみっちりで、なかなかハードでした(3日間だともっと大変だったでしょうね)。

 

研修での学び・気付き

久しぶりに1日かけての研修で、なかなか大変でしたが有意義なものでした。

正直、昼食後など、どうしても(多少)眠くなる時間帯もありましたが、日頃業務を行っていると意識しない気付き・学びがありました。完全e-tax、税務支援、綱紀規律など。大事です。

オンデマンド研修は、関連法規についての内容でしたが、税法以外の法律について理解する必要性を改めて感じることができました。大学院での講義を思い出しました。そう考えると大学院での学びも貴重なものだったと感じます。

研修以外でも、同じ大学院の方と会えたり、何人か名刺交換もさせていただき、情報交換もできました。有意義な1日でした。

受講された皆様、お疲れさまでした。

 


■編集後記
朝早くからの移動が億劫に感じたので前泊しました。
久しぶりにパパがいないので、娘たちも一定の寂しさがあったようです。
LINEのビデオ通話で、「パパがいないと嫌だ!」と言われました(うれしみ)。
いるのが当たり前になっているので、たまにはこういった研修もいいのかもしれません。
まあ、寂しいのは娘だけじゃなく、私もなんですが、、

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

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