所得税の税率は、累進課税といって課税される所得金額が大きくなると、それに応じて税率も高くなる仕組みとなっております。
課税される金額のことを「課税所得」といいますが、大まかにいうと収入から各種控除を差し引いた金額のことです。
その「課税所得」毎に税率が、5%~MAX45%まで階段形式で上がっていく感じです。
これに住民税が一律10%加わります。
国税庁のHPに「所得税の速算表」が掲載されていますので見てみましょう。
たまに勘違いされている方もいらっしゃいますが、課税所得が20%の税率の金額だからといって、全てに対して20%課税されるわけではありません。
195万円以下については5%、195万円超~330万円以下の部分は10%と、それぞれの区分に応じた税率を乗じて計算することになります。
速算表の控除額がそれを調整している部分です。
グラフにするとこのようなイメージです。
例えば20%の控除額427,500円は、20%で課税されないグレーで表示されている部分のことを指しています。
税率が書かれている面積部分だけが、課税されるイメージです。
気になる方は、源泉徴収票などで確認してみてはいかがでしょうか。
源泉徴収票で確認する場合はこちらの記事も。
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【編集後記】
会計ソフトや税務ソフトについては、これまで使っていたものをそのまま使用しておりますが、報告資料については、独自のもので行っております。
お客様の好みにもよりますが、以前のものから変更となったお客様にも概ね好評です。
色々とアレンジしていきたいと思います。
娘からのプレゼンに押され、Switchのソフトを1つ購入することにしました。
「ほら!ほら!」とタブレット片手に、面白そうであることをアピールしてきます。
確かに面白そうでした。
やられました。。