独立

法人口座の開設に審査落ちした場合にとるべき手段

 

以前、法人口座の検討・開設等についての記事を書きました。

が、審査落ちしてしまいました。。

 

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なんとなくネット上で言われている審査落ちするケースにいくつか当てはまるところもあったので、不安もあったのですが、その通りになってしまいました。
資本金(出資金)が少ないとか、固定電話がないといけないとか、、

 

やはり法人口座の開設は、年々審査が厳しくなっているのかもしれません。

以前の記事で書いたように、社会保険料の支払いの観点から楽天銀行を検討したのですが、思惑通りにはいかないものです。

 

なんだか、ショックですが、悲しんでいても仕方ありません。

各種取引のためには銀行口座は必要になるため、取るべき手段について検討しました。

検討結果はシンプルな内容2つ。

  • 個人名義の口座をしばらく使用
  • 別の銀行で再チャレンジ

 

取引相手が問題なければ、個人の名義を使ってはいけないということはないので、いったんはそれで代替できます。

注意すべきこととしては、個人の取引が混在しすぎていると、処理がめんどくさいですし、対外的にあまり好ましくありません(税務署とか。あらぬ疑いをかけられたりするかもしれません)。
ダメということではないですが。

できるだけ、個人取引が少ない口座を使用するのがベターです。

 

急場はそれでしのぎつつ、別の銀行で再チェレンジすることも検討しました。

 

楽天銀行の次に検討したのは、住信SBIネット銀行です。

結論から言うと、私の場合、ここは開設できました。

おそらく、楽天銀行が厳しくて、住信SBIネット銀行が審査が甘いということではないと思います。

銀行によって、審査基準は違うでしょうから。

1つダメでも開設できるところをみつけるしかないですね。

 

実績を作り、条件を見直して、作りたかった銀行に再度手続きを検討するのがいいのかもしれません。

銀行口座のために、固定電話を契約とかしたくないですが、、

ダメ元で、「050」の番号で処理を進めたのがいけなかったのかもしれません。。

 

住信SBIネット銀行は、条件を満たせば会社の登記簿や印鑑証明の提出も不要、届出印の捺印も不要で、オンラインで全て手続き可能だったので助かりました。

都度都度、登記簿提出するのもめんどくさいですから。
お金もかかりますし。

 

法人を開設したばかりで、銀行口座の検討をされている方の参考になれば幸いです。

 


■編集後記
「愛する妻の心友」から素敵な贈り物をいただきました。
なんだか、催促したみたいになって、すみません。。
そのような意図はありませんし、あまり覚えてなかったりして、、
RさんとRさん、あ、ありがとうございました!

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  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から 1578日毎日更新中。

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