税金ほか

事業所得と不動産所得どちらもある場合の青色申告特別控除

 

申告方法に、「白色申告」と「青色申告」があります。

ざっくり言うと、白色が普通のやつで、青色がよりきちっとするやつと思っていただければいいかと思います。かなりざっくりですが。

 

青色申告は、事業所得、不動産所得、または山林所得を発生する事業を営む人が対象となります。

FPの試験などで、富士山(不事山)青い、で覚えたりしますね。

これらの業務を行う人が、青色申告の承認手続きを行うことで青色申告ができるようになります。

 

青色申告者の特典の1つに青色申告特別控除がありますが、事業所得以外に不動産所得もある場合には、その控除の順番には注意が必要です。

控除の順番は、

不動産所得 → 事業所得

となります。

 

ちなみに事業所得において65万円控除の要件を満たしていれば、不動産所得の事業規模は問われません。

また、事業所得がマイナスでも不動産所得の金額を限度として青色申告特別控除の適用を受けることができます。

ご留意いただければと思います。

 

 


■編集後記
昨日はオフ。
引き続き弟家族と過ごしました。
今回の日程が決まる前に予約していたので、合間に妻と美容室へ。
その間娘たちをみてもらいました。
夜は家でたこ焼き。
みんなで美味しくいただきました!

ライフ 独立

パパとママは暇なときに仕事してるんだよねと言われた件

  下の娘から、とある会話の中で言われました。 決してそんなことはないのですが、、   ただ、娘からの目線で捉えたときに、そのように映っているのかな?と考えたら、そんなに悪くないことかなと思ったりしています。   具体的にその意味を聞いたわけではないので、その言葉の真意はわかりませんが、仮に本人(娘たち)と過ごす時間がメインで、それ以外の時間が「暇な時間」と捉えているとしたら、家族との時間を大事にしたいと考えている私にとっては、意図した形にはなっていますね。   間 ...

ReadMore

税金ほか

「生計を一にする」とは

  税務の話の中で、「生計を一にする」という表現が使われるシーンがよくあります。 ちなみに(せいけいをいつにする)と読みます。   「生計を一にする」とは、日常で使うお金を同じにしているという意味です。 同じ財布で生活している、と表現されることもありますが、もちろん物理的に同じ財布を使っているという意味ではないですね。   「生計を一にする」の判断基準は、あくまで日常で使うお金を同じにしているかどうかで、同居条件があるわけではありません。 例えば、 単身赴任 進学した子どもが ...

ReadMore

税金ほか

雇用保険料の対象となる賃金

  所得税と社会保険料では対象となる賃金の取り扱いが少し異なります。   雇用保険料の対象となる賃金は、「労働の代償として会社が従業員に対して支払うすべてのもの」です。 給料、賞与、手当等、名称は問いません。   所得税との取り扱いで違いがあるものとして、「通勤手当」があげられます。 所得税での取り扱いにおいて、通勤手当は通勤手段ごとに決まった金額までは非課税とすることができますが、雇用保険料においては、対象となる賃金に含まれます。   なお、食事や社宅など現物給付 ...

ReadMore

  • この記事を書いた人

平川吉輝

税理士、AFP
1979年8月13日生、45歳。
長崎県長崎市在住。
2021年2月1日から日々更新中。

-税金ほか

S