以前、iDeCoの税制優遇措置について確認しました。
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iDeCo(個人型確定拠出年金)について③
以前、iDeCoの加入方法、受け取りまでの流れについて記事にしました。 今回はiDeCoの税制優遇措置について確認してみたいと思います。 iDeCoは、掛け金 ...
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今回はよく見聞きするiDeCoについての質問についていくつかピックアップしてみます。
- iDeCoは複数の金融機関で同時利用できるか
複数同時利用は不可、何れか1つを選択する必要があります。 ただし、加入中に金融機関を変更することは可能です。
- 企業型DCと併用可能か
2022年10月の改正で同時加入要件が緩和されており、本人の意思で併用が可能となっています。
- 掛金の変更、停止などは自由にできるか
掛金額の変更は年1回のみ可能です(掛金の停止、再開はいつでも可能)。
- 運用商品の変更は可能か
いつでも変更可能です。
運用商品の配分変更も積み立てた資産の変更(スイッチング)もいつでも行えます。
- 年金受取前になくなった場合どうなるか
積み立てた資産は「死亡一時金」として、遺族か事前に指定している死亡一時金受取人が受け取れます。一時金のみの受け取りとなり、みなし相続財産として相続税の課税対象となります。
他にもいろいろあると思いますが、少し確認してみました。
留意しなければならない点もありますが、投資系で税制の優遇措置が設けられているのはiDeCoとNISAぐらいなので、留意点を理解したうえで、できれば両方活用したいところです。
■編集後記
昨日は午前中とある取り組みの8回目。
あともう少しでしょうか。
引き続き頑張ります。
その後、とある受け取りと引き渡し。